ローマ教皇、欧州は「移民受け入れを」=ウクライナ和平に譲歩必要
2026/09/28 21:12配信【時事通信社】
【パリ時事】ローマ教皇レオ14世はフランス訪問最終日の28日、北東部メッスで演説した。弱者に寄り添う立場から、欧州には「(移民の)受け入れと統合に向けた真剣な取り組み」が求められると述べ、移民排斥を唱える極右・右派ポピュリズム勢力の台頭に警鐘を鳴らした。 演説では「戦争・迫害を逃れ、より良い生活を求める数多くの人々」が欧州を目指していると指摘。移民を手引きする犯罪集団の取り締まりでは不十分で「(移民を)家族の一員のように迎え入れ、才能、能力、感性を伸ばす機会を提供する」べきだと訴えた。 教皇は昨年の就任以来、トランプ米政権の不法移民対策についても「非人道的」「極めて敬意を欠く」と非難している。 ロシアによるウクライナ侵攻を巡っては「無数の市民の命を奪う新たな無意味な殺りく」が続いていると指摘。和平実現には「辛抱強い対話に努め、交渉で勇気を示し、(自分の)立場を一部譲歩する用意が必要だ」と主張した。
