AI倫理専門家に「もう一つのノーベル賞」=独自研究、開発リスクに警鐘

2026/09/30 20:01配信【時事通信社】

 【ロンドン時事】「もう一つのノーベル賞」と呼ばれ、平和や人権分野で貢献があった人や団体に贈られる「ライト・ライブリフッド賞」の今年の受賞者が30日発表され、巨大企業と一線を画す独自の人工知能(AI)研究を進めるティムニット・ゲブル氏らが選ばれた。AI倫理研究の第一人者であるゲブル氏への授賞は、多くのリスクが指摘されるAI開発の現状と未来に改めて警鐘を鳴らした形だ。 エチオピア生まれのゲブル氏は、隣国エリトリアとの戦闘を逃れ10代で米国に亡命。スタンフォード大で学んだ後、米グーグルに入社しAI倫理チームを主導した。2021年、白人や欧米、男性に偏りがちな大手テック企業中心のAI研究から離れ、より包摂的な研究のため独立機関を設立。国や人種を超えた人材を集め、「分散型モデル」に基づく研究を進めている。 


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