ピレイ氏は「法の支配の擁護者」=ノーベル平和賞に歓迎の声
2026/10/09 23:01配信【時事通信社】
【ハーグ、ニューヨーク時事】南アフリカの法律家で元国連人権高等弁務官のナビ・ピレイ氏のノーベル平和賞受賞が9日に決まったことを受け、各方面から歓迎の声が上がった。欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長はX(旧ツイッター)で、「彼女ほど正義と平和、人間の尊厳に人生をささげた人はまれだ」と称賛。「力による支配ではなく、法の支配の擁護者だ」と強調した。 グテレス国連事務総長は声明で、「国際法、法の支配、人権と平和を守るために働く全ての人々への賛辞だ」と祝意を示した。 国連のターク人権高等弁務官はジュネーブで記者団に対し、受賞は「人権と、正義や責任追及を求める取り組み全体にとっての勝利だ」と歓迎。米国が国際刑事裁判所(ICC)への圧力を強める中、「ICCを含む国際的な刑事責任追及の仕組みが必要であることは明らかだ」と述べた。 ノルウェーのオスロ国際平和研究所(PRIO)のイェルロウ所長代行も「平和は政治指導者だけでなく、強固で信頼できる国際機関にも依存している」と指摘した。
