ノーベル平和賞のピレイ氏、「国際法への攻撃」懸念=秩序守るため「団結を」
2026/10/09 22:57配信【時事通信社】
【ロンドン時事】今年のノーベル平和賞に選ばれたピレイ元国連人権高等弁務官は9日、「国際法や人権が甚大な政治的攻撃にさらされる」事態に懸念を示した。受賞が決まり「法の支配や独立した裁判所、原則に基づく国際法秩序を守るため団結しなければならないとの思いが強まった」と述べた。AFP通信などが報じた。 ピレイ氏は滞在先のドイツで記者会見し、賞を「国際犯罪の全ての被害者にささげる」と表明した。自身も判事を務めた国際刑事裁判所(ICC)をトランプ米大統領が「ならず者機関」と非難したことなどを念頭に、「悪化する現実はICCへの攻撃に顕著に表れている」と指摘。政治指導者らに対し「あなた方には人権を保護し、戦争を自制する法的義務がある」と訴えた。
