奨励会で不運も力伸ばす=「剛腕」西山女流四冠―将棋

2026/10/10 18:12配信【時事通信社】

 将棋の棋士養成機関「奨励会」は、最終関門の三段リーグで40人ほどが半期ごとに18局を指し、原則上位2人しかプロになれない狭き門。西山朋佳女流四冠(31)は2016年度前期、三段リーグに初参戦した。 藤井聡太六冠(24)とは三段昇段が“同期”で、2人は最終日の18局目に対戦。14歳だった藤井六冠が勝って13勝5敗とし、史上最年少で四段昇段を決めた。21歳の西山女流四冠は10勝8敗。その後は負けが込んだ。 19年度後期、昇段が狙える14勝4敗の好成績を収めたが、同じ星取りで3人が並んだ。前期の成績を基に西山女流四冠が昇段枠から漏れ、不運の次点に泣いた。 奨励会を退会後は、女流棋士として目覚ましい活躍を見せた。攻め重視の西山将棋は「剛腕」と呼ばれ、実力は誰もが認める。遠山雄亮六段(46)は「パッときらめく手が飛び出す華のある将棋。ライバルの福間(香奈女流四冠)さんと競い合い、実力を伸ばしたのではないか」と話している。 


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