サウジ首都空港攻撃で12人死亡=フーシ派への報復宣言―イエメン内戦介入後、最悪被害
2026/10/11 07:51配信【時事通信社】
【カイロ時事】サウジアラビアの首都リヤドにあるキング・ハリド国際空港が10日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるものとみられる攻撃を受け、サウジ航空当局によると12人が死亡、309人が負傷した。サウジ主導の有志連合軍は11日、フーシ派が関与したと断定し、「確固たる対応を取る」と報復を宣言した。フーシ派系メディアは同日、サウジがイエメンの首都サヌアの空港を攻撃したと報じた。 サウジは2015年、フーシ派掃討を目的にイエメン内戦への軍事介入を開始したが、イエメン側からとみられる攻撃で、民間施設にこれほどの人的被害が出たのは今回が初めて。現場の状況から、ミサイルが国内線の旅客ターミナルを直撃したもようだ。 フーシ派は11日、サウジの空港と領空は「攻撃の対象だ」と強調し、航空便利用を避けるよう警告した。 犠牲者の国籍はサウジや米国、エジプトなど。航空当局は声明で、被害状況を確認し、安全点検が完了するまで空港業務を停止すると説明した。ルビオ米国務長官はSNSで、米市民1人を含む人命を奪った攻撃を「強く非難する」と表明。トランプ大統領は「受け入れられない」と記者団に語る一方、サウジは自国を守ることができると付け加えた。 [時事通信社]
