クラブ所属の有無で体力差=40代女性の運動機会も課題―スポーツ庁調査
2026/10/11 17:02配信【時事通信社】
運動部やスポーツクラブに所属している人としていない人の体力差が、若い世代を中心に拡大傾向にあることが11日、スポーツ庁の2025年度「体力・運動能力調査」で分かった。40代女性の体力低下傾向が目立っており、同庁は必要な運動機会を確保できるよう、世代ごとの環境整備を進める。 調査は昨年5~10月、全国の6~79歳を対象に実施し、計6万213人分のデータを集計。握力や上体起こしなど、世代ごとに異なる種目の結果を数値化した「体力合計点」を分析した。 今回の調査では初めて、運動部や地域のスポーツクラブなどに所属しているかどうかと体力合計点の関連を調べた。12、15、19歳と25~29歳、35~39歳、45~49歳、65~69歳の結果を01年度まで3年ごとにさかのぼって比較した結果、クラブ所属者の合計点は、どの区分・性別でも非所属者を上回っていた。 所属・非所属の点差は、若い世代を中心に長期的な拡大傾向にあった。例えば19歳男子の場合、01年度は6.29点差だったが、25年度は8.45点差に拡大。01年度に比べ所属者の合計点が0・87点上がった一方、非所属者は1.29点下がっていた。 クラブ所属率は12、15歳は高水準にあるが、19歳は大幅に低下していた。同庁担当者は「高校卒業後、社会に出るまでの運動機会をどう確保するかも課題の一つ」としている。
