中国、中南米2カ国の閣僚に制裁=台湾との外交関係理由に
2026/10/12 17:39配信【時事通信社】
【北京時事】中国外務省は12日、南米パラグアイと中米ベリーズの閣僚各1人に制裁を科すと発表した。両国が台湾との外交関係を維持することを「かたくなに支持し、中国の核心的利益を損なった」のが理由。即日実施する。 制裁対象としたのは、パラグアイの情報通信技術相とベリーズの外務・貿易・教育・文化・科学技術相。「反外国制裁法」に基づく措置で、中国国内にある資産を凍結するほか、香港、マカオを含む中国への入国を禁じる。中国内の団体や個人との交流や取引も禁止する。 台湾はパラグアイ、ベリーズのほか太平洋の島国パラオなど12カ国と外交関係を持つ。「一つの中国」原則を掲げる中国は、こうした国々に台湾と断交するよう圧力をかけている。中国外務省の毛寧報道局長は12日の記者会見で、台湾と外交関係を持つ国々への「忠告」として、「台湾独立勢力と結託しても未来はなく、発展の機会を失い国際社会で孤立する」と述べた。
