米金融大手、5社増益=IPO減速が逆風―7~9月期

2026/10/14 22:09配信【時事通信社】

 【ニューヨーク時事】米金融大手6社の2026年7~9月期決算が14日出そろい、バンク・オブ・アメリカを除く5社が増益を確保した。長期金利の上昇により、融資で得る利息収入から預金の利子支出を差し引いた純金利収入が増えた半面、企業による新規株式公開(IPO)やM&A(合併・買収)の勢いは減速し、投資銀行業務に逆風となった。 最大手JPモルガン・チェースの純利益は前年同期比6%増の153億ドル(約2兆4000億円)。純金利収入は13%増となった。企業のIPOやM&Aの支援に伴う投資銀行手数料収入も13%増だったが、4~6月期から減少した。 米金融各社は4~6月期、米宇宙・人工知能(AI)企業スペースXなどの大型上場の恩恵を受け、大幅な増益を記録。ただ、足元ではこうした動きは鈍っており、JPモルガンのダイモン最高経営責任者(CEO)は「顧客活動はやや弱まった」と述べた。 シティグループとウェルズ・ファーゴも純金利収入の伸びを追い風にそれぞれ40%と6%の増益だった。バンク・オブ・アメリカは、マネーロンダリング(資金洗浄)対策を怠ったとして財務省から12億ドル超の制裁金を科され、17%の減益。 投資銀主体のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーはそれぞれ29%と6%の増益となった。 


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