「非常に光栄、うれしい」=ノーベル賞のそあい氏―文化勲章・功労者
2026/10/23 11:49配信【時事通信社】
文化勲章の受章が決まり、文化功労者にも選ばれた東京理科大の※(※石ヘンに夾)合憲三栄誉教授(76)は、「非常に光栄に思うと同時に、大変うれしく思っている」と喜びを語った。今年のノーベル化学賞受賞も決まっており、「私一人の力でできたことではない」と、研究仲間や学生への感謝を口にした。 取材に応じた※(※石ヘンに夾)合さんは、大学への感謝を述べる際、声を詰まらせる場面も。「実験化学は教員と学生のコンビネーションで成果が決まる」。こう強調し、研究の壁を乗り越えられたのも学生らの力があったからだとして、「極論すれば運命的な出会いかもしれない」と振り返った。 有機合成化学の魅力は、物質同士を反応させることで新たな物質を生み出せる点だとし、「これまでないようなものをつくれる可能性がある」と語った。 ※(※石ヘンに夾)合さんは、右手型と左手型がある分子のうち、一方が触媒となって同じ構造の分子を次々と増やし、左右の偏りを増幅する「不斉自己触媒反応」を発見。地球上の生物のたんぱく質を構成するアミノ酸は左手型に偏っており、生命の起源の謎を解く手掛かりとして注目されている。
