国側「違法、不当ではない」=裁判官の保釈却下巡り―大川原冤罪訴訟

2026/10/30 17:36配信【時事通信社】

 機械メーカー「大川原化工機」(横浜市)の冤罪(えんざい)事件で、勾留中に亡くなった元顧問相嶋静夫さん=当時(72)=の保釈請求を却下するなどした裁判官37人の判断は違法として、遺族が国に損害賠償を求めた訴訟の第2回口頭弁論が30日、東京地裁であった。国側は「各裁判官に違法、不当な目的があったとは言えない」と反論し、改めて請求棄却を求めた。 国側は答弁書で、「裁判官の職務行為に賠償責任が認められるには、違法、不当な目的で裁判をしたなどの特別な事情が必要だ」と強調。相嶋さんの体調変化を踏まえても、保釈は適当でないと判断したことは違法とは言えないと主張した。 原告側意見陳述で、相嶋さんの次男(49)は「父は進行胃がんで生命の危機があった。裁判官はどのような証拠隠滅の恐れがあると考えたのか知りたい」と訴えた。 


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