米中間選挙、共和大敗=民主、上下両院で多数派奪還―トランプ氏の求心力低下

2026/11/04 17:36配信【時事通信社】

 【ワシントン時事】トランプ米政権の評価が問われた中間選挙は3日、全米で投開票され、米メディアによると、野党民主党が上下両院でいずれも多数派を奪還した。対イラン軍事作戦や物価高への不満が響き、トランプ大統領率いる与党共和党は大敗を喫した。トランプ氏の求心力低下は避けられず、残り2年の任期は厳しい政権運営を強いられる。 トランプ氏は4日、FOXニュースのインタビューで「民主党に祝意を伝えたい。彼らはよくやった」と述べ、敗北を認めた。その上で、移民問題などで民主党と「協力できる」と語り、協調の可能性にも言及した。 1度の選挙で両院の多数党がともに入れ替わるのは、2006年の中間選挙以来20年ぶり。来年1月の新議会発足で共和党が大統領職と両院を握る「トリプルレッド」は崩れ、民主党が4年ぶりに両院を支配することになる。民主党は、重要法案の通過を阻止し、議会調査権を通じてトランプ政権との対決姿勢を打ち出す構えだ。 CNNテレビによると、民主党は補欠選挙と合わせ35議席が選出対象になった上院(定数100)で東部メーン、南部テキサス、中西部オハイオ、同カンザスなど激戦各州の議席を共和党から奪取。共和党優位とみられていた南部サウスカロライナ州も制した。 民主党は、同党現職が引退した中西部ミシガン州でも競り勝ち、民主党系無所属を含む非改選議席34と合わせ54議席を確保した。共和党は非改選議席31と合わせ44議席にとどまっている。 全議席改選の下院(定数435)は米東部時間4日午前5時半(日本時間同日午後7時半)現在、民主党が231議席、共和党は139議席の当選を確実にした。全50州のうち36州で知事選も実施され、テキサス州で共和党のベテラン現職アボット氏が敗れる波乱があった。 [時事通信社]


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