ウクライナ和平、遠のく可能性=「内政問題」と静観のロシア―米中間選挙反響

2026/11/04 17:55配信【時事通信社】

 ロシアのプーチン政権は米中間選挙を「内政問題」と位置付け、表面上は静観の構えを見せている。しかし米連邦議会で野党民主党が多数派を奪還したことで、ウクライナに対する支援が強化されれば、ロシアにとって痛手となる。 トランプ米大統領はこれまで対ウクライナ支援をてこにして、同国のゼレンスキー大統領に和平を受け入れさせようとしてきた。一方の民主党は「トランプ政権はロシアに譲歩し過ぎている」と批判的な立場を取っており、ロシアが「外交解決は困難」とみて攻撃を激化させる可能性がある。 米ブルームバーグ通信は3日、ロシア大統領府筋の話として、ロシアは今後、米国の対ロ制裁のさらなる緩和を追求すると報じた。トランプ氏は10月、軽油価格抑制のため、プーチン大統領とロシア産軽油の供給で合意。米財務省は対ロ制裁を一部解除した。ロシアはこれを先例にしたい考えだが、トランプ氏が議会での主導権を喪失したことで、早期の経済協力は困難な見通しだ。 ロシアのラブロフ外相は10月末、選挙後の米ロ関係の展望を問われた際、「われわれは予測を仕事にしていない」と答えるにとどめている。 


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