ブルーインパルス、万博上空に=異例の再挑戦、開幕日は中止

2025/07/12 17:29配信【時事通信社】

航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が12日、大阪・関西万博会場の夢洲上空で展示飛行を行った。13日も同じルートで飛行する。当初は4月の開幕日に予定されていたが、悪天候のため、離陸直後に中止に。地元やSNSなどからの再飛行を望む声を受け、異例の再挑戦となった。 午後2時40分ごろ、関西空港を離陸したブルーインパルスは6機編隊を組み、大阪湾沿いに北上。白いスモークをなびかせながら、大阪市の観光名所「通天閣」や大阪城、1970年万博のシンボル「太陽の塔」(吹田市)上空を周遊した。 万博会場には、ブルーインパルスを一目見ようと多くの人が訪れた。同3時ごろ、6機が夢洲上空に姿を現すと、空を見上げた来場者たちは一斉に歓声を上げ、万博をイメージしたアクロバット飛行の技が披露されるたび、拍手と声援を送っていた。 仕事を休んで堺市から見にきたという保育士の藤井泰子さん(60)は「間近で見られてよかった」と笑顔。夫の孝さん(59)も「初めて見たが、迫力が想像以上だった」と興奮した様子で話した。


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