総裁選前倒し、副大臣・政務官に賛成の動き=自民、29日に参院選総括案
2025/08/28 19:18配信【時事通信社】
自民党が、総裁選前倒しを要求した議員名の公表を決めたことで、石破茂首相(党総裁)の進退を巡る攻防が28日、本格化した。複数の副大臣・政務官が賛成を検討。首相側には警戒感が広がる。一方、執行部は参院選の大敗を受けた総括委員会を29日に開き、報告書の原案を示す。 神田潤一法務政務官は28日、自身のX(旧ツイッター)で、前倒しを求めて辞任する可能性に言及。議員名公表の方針を疑問視した上で「政務官の職を辞すことになろうとも、重要な政策を前に進めるために必要なことであるように感じる」と訴えた。副大臣の一人も取材に対し、前倒しへの賛成を言明した。 首相側は、閣内で「造反」の動きが表面化することに神経をとがらせる。首相周辺は、副大臣・政務官が前倒しを求めた場合、「辞めてもらう」とけん制。党執行部の一人は「誰が役職に就けたと思っているのか」と批判した。 ただ、首相官邸関係者は「次々と辞任ということになれば打撃だ」と危機感も口にした。