機動隊員6人を書類送検=後輩に不同意わいせつ容疑―福岡県警
2025/11/27 19:57配信【時事通信社】
後輩の機動隊員に裸踊りをさせたなどとして、福岡県警は27日、第2機動隊の男性巡査(24)を不同意わいせつ容疑などで書類送検し、懲戒免職にした。男性巡査部長(28)ら5人も同容疑で書類送検し、停職や減給などとした。6人は「悪ふざけだった」と容疑を認めている。 男性巡査の送検容疑は昨年7月、機動隊の寮で、後輩に「裸で踊れ」と命じて服を脱がせたほか、同8月、同県福津市の海岸で、泥酔した別の後輩の顔に放尿した疑い。 男性巡査は5人と共謀し、同月、熊本市中央区の宿泊施設でさらに別の後輩の服を脱がせるなどした疑いでも書類送検された。 県警監察官室は今年3月、パワハラ行為に関する通報を受け、調査を実施。第2機動隊の全隊員に聞き取りを行い、送検容疑のほかにも計8件のパワハラ行為があったと認定した。 那須重人首席監察官の話 職員の指導・教養を徹底し、再発防止に努める。
