「家族の不遇背負わなければ」=裁判員、被告おもんぱかる―安倍氏銃撃
2026/01/21 21:20配信【時事通信社】
安倍晋三元首相銃撃事件を巡る山上徹也被告(45)の公判で裁判員と補充裁判員を務めた5人が判決後に記者会見した。裁判員らからは「家族の不遇を背負い込まず、離れて過ごせばこういうことも起きなかったのでは」など、被告をおもんぱかる言葉が聞かれた。 裁判員の30代男性は「まっすぐしか見ることができない人。妥協できず止まることができなかったのでは」などと述べた。 補充裁判員の50代男性は「想像もつかない程つらい家庭環境だ」と同情。「どんな人間なのかと思っていたが、しっかりと受け答えしていてギャップを感じた」と語った上で、「能力が高いと思った。犯罪ではない他の方向に生かしていれば」と話した。 世間の耳目を集めた公判だったが、裁判員の40代会社員男性は、特別なプレッシャーは感じなかったという。主文言い渡し時の被告について、「(初公判から)3カ月見てきた被告と変わらない様子で、受け入れられたのか判断できなかった」と語った。
