中国、独にパンダ2頭貸与=「外交利用」批判も
2026/01/21 22:48配信【時事通信社】
【ベルリン時事】ドイツ南部バイエルン州のゼーダー州首相は21日、同州ミュンヘンの動物園に中国からジャイアントパンダ2頭が貸与されると明らかにした。2028年に到着する予定で、専用の飼育舎が建設される。一方で「パンダが外交関係の強化に利用されている」(動物愛護団体)との批判の声が上がっている。 国政与党キリスト教社会同盟(CSU)の党首であるゼーダー氏は記者会見で「パンダはとにかくかわいい。バイエルンと中国の外交が頂点に達した」と喜んだ。24年に訪中した際にパンダの施設を視察し、中国側に貸与を求めたという。会見には在独中国大使が同席した。 動物愛護団体「プロ・ワイルドライフ」は、中国から数十頭のパンダが外国に貸し出され、2頭当たり年間100万ユーロ(約1億8500万円)が貸与料として支払われていると指摘。中国の貸与方針について、「種の保全ではなく、政治・経済的な基準で決めている」と訴えた。
