米の防衛費増圧力に不満も=アジア安保会議が閉幕―シンガポール
2026/05/31 17:51配信【時事通信社】
【シンガポール時事】英国のシンクタンク国際戦略研究所(IISS)の主催でシンガポールで開かれた「アジア安全保障会議」(通称シャングリラ会合)は31日、3日間の日程を終え、閉幕した。会議では、ヘグセス米国防長官がアジア太平洋地域の同盟国に対して「ただ乗りはあり得ない」と防衛費増額圧力を強めたが、マレーシアから不満の声も上がった。 ヘグセス氏は30日の講演で、アジア太平洋地域の安全保障は「米国の軍事力に過度に長く依存してきた」と指摘し、「寛大な米国の納税者にただ乗りできる時代は終わった」と主張した。この発言に対し、マレーシアのカレド国防相は31日の討論で、安全保障面での米国の戦略的役割を認めつつ「途上国や小国がそれぞれ異なる事情や制約を抱えることも理解してほしい」と不満を漏らした。
