台湾検察、TSMC元社員起訴=機密複製、中国へ漏えい目的
2026/07/20 21:48配信【時事通信社】
【台北時事】台湾検察当局は20日、半導体受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の元社員が中国に漏えいする目的で機密情報21件を無断で複製したとして、国家安全法違反などの罪で起訴した。中国に対する核心的技術の漏えいに関する起訴は初めてで、懲役7年を求める意見を付けた。 台湾高等検察署(高検)知的財産検察分署の発表によると、元社員は2023~24年、香港籍の男と共謀して「中国半導体材料分析公司」を中国に設立。台湾の人材を送り込み、中国の半導体産業を育成する計画を進めていたとされる。TSMCは内部調査で異常を察知し、不正に複製された情報を回収したという。香港籍の男は死亡しており不起訴とした。
