国防相、政治家から軍出身に=政権浮揚へ内閣改造―韓国
2026/08/30 15:57配信【時事通信社】
【ソウル時事】韓国大統領府は30日、経済副首相兼財政経済相に李炯日同省第1次官(55)を起用するなど内閣6ポストの人事を発表した。国防相は、革新系与党「共に民主党」国会議員の安圭伯氏から軍出身の姜信哲駐サウジアラビア大使(58)に交代。国会の人事聴聞会を経て任命される。 内閣改造は、昨年6月に李在明政権が発足してから初めて。李氏の支持率は下落傾向で、人事刷新を通じて局面転換を図りたい考えとみられる。発表した姜勳植大統領秘書室長は「力強さと専門性を備えた新しいリーダーシップで国民が体感できる実質的変化をつくる」と強調した。 国防相を巡っては、尹錫悦前大統領の「非常戒厳」に軍が動員されたことを踏まえ、李氏は昨年、非軍人の安氏を起用したが、軍内外で不満や批判が少なくなかった。本人は否定したものの、1980年代の兵役中に脱走していた疑惑も指摘されていた。姜氏は陸軍出身で合同参謀本部作戦本部長や米韓連合軍司令部副司令官などを歴任。1月から大使を務めている。
